夏になると自然と食べる機会が増えるそうめんですが、そうめんはダイエット向きなのかそうではないのか、気になったことはありませんか?
この記事でわかること
- そうめんはダイエット向きなのかわかります
- そうめんの栄養素がわかります
- そうめんと一緒に摂りたい食材を紹介しています
そうめんは太るのか?
そうめんは太るのか、痩せるのか、結論から言うと、ダイエット向きとは言えないでしょう。
そうめんは、高GI値食品に含まれ、糖質量も多く、カロリーも実は高いです。
とはいえ、白米やパンと比べるとGI値もカロリーも低い。
食べ方によっては、ダイエット中でもNGな訳ではなく、野菜やお肉など組み合わせを工夫することで、栄養もしっかり摂りながら食べすぎを予防できるでしょう。
適量を守り、他の食材とバランスよく組み合わせることで、健康的に楽しむことができます。
そもそもGI値ってなに?
高GI値食品をなるべく避けた方がいいと言われますが、そもそも高GI値食品とは何かご存じですか?
「GI」とは、「Glycemic Index(グリセミックインデックス)」の略で、食品の血糖値に対する影響を示す指標のこと。
食べ物を消化すると、体内にブドウ糖(血糖)が生まれます。
GI値とは、食品を食べたときに、どれだけ速く血糖値を上げるかを0〜100までの範囲で評価したものです。
つまり、GI値が高い食品は、血糖値が急激に上昇。急激な血糖値の上昇は、身体に負担をかけるだけではなく、疲れやすさや眠気を引き起こします。
また、一時的な満腹感が得られる反面、血糖値の急激な上昇と下降は、食欲のコントロールが難しくなり、食べ過ぎや間食の誘因に。
一方で、GI値が低い食品は、血糖値はゆっくり上昇するため、身体への負担は少なくなるために、GI値の低い食品が推奨される訳です。
そうめんのカロリー・栄養素
そうめんのカロリーや栄養素を詳しく解説します。
そうめんのカロリー
そうめんは一見さっぱりしているため、カロリーは低いのではないかと思われています。
しかし、そうめんは小麦粉を原材料としているため、実はカロリーは高く、糖質の含有量も多い。
他の麺類と比較してみると以下のとおりです。
食品 | カロリー(100gあたり) | 糖質含有量 |
---|---|---|
そうめん | 333kcal | 65.1g |
そば | 344kcal | 65.9g |
うどん | 333kcal | 69.9g |
パスタ | 347kcal | 66.9g |
表を見てわかるように、そうめんのカロリーや糖質含有量は他の麺類と比べてもあまり変わらないことがわかります。
ダイエット中には、食べる量に注意が必要ですね!
そうめんの栄養素
そうめんに含まれる主な栄養素は以下の通りです。
- 身体のエネルギー源となる「炭水化物」
- 活性酸素から身体を守る「セレン」
- 貧血対策になる「モリブデン」
身体のエネルギー源となる「炭水化物」
「炭水化物」とは、脂質、タンパク質とともに3大栄養素の一つ。
脳や身体を動かすといった主にエネルギー源として利用される大切な栄養素。
そうめんの大部分は、炭水化物が占めています。適量を摂るように意識しましょう。
活性酸素から身体を守る「セレン」
そうめんには、「セレン」というミネラルが含まれています。人間の健康維持には欠かせないミネラル。
セレンには老化の促進や病気の要因となる「活性酸素」を身体から取り除く働きがあるため、老化や病気への対策になります。
貧血対策になる「モリブデン」
そうめんに含まれる「モリブデン」は人間の代謝に欠かせないミネラルで、肝臓や腎臓に存在しています。
様々な代謝を助ける酵素の基になり、糖質や脂質の代謝を助ける他に、貧血対策にも。
そうめんに含まれる栄養素は以上の通りですが、タンパク質や脂質などもしっかり食事で摂りたいです。
栄養素を補う目的も含め、次にどんな食材を一緒に食べるべきかご紹介します。
そうめんと一緒に食べたいもの
そうめんと何を一緒に食べたら栄養が偏りすぎず、不足しがちな栄養素を補給できるのか、おすすめの食材をご紹介します。
たまご
たまごには、たんぱく質、ビタミンD、ビタミンB12、ビオチンが多く含まれています。
生卵でも、ゆで卵でも、温泉卵でも様々なアレンジが可能です!
納豆
納豆は、たんぱく質、食物繊維、ビタミンK、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸など様々な栄養素を補うことができます。
また、必須脂肪酸も多く含んでいるため、そうめんと一緒に食べると栄養素を補いやすく、おすすめの食材です。
ツナ
ツナは、たんぱく質、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB12、ナイアシンが多く含まれています。
また、ツナ缶100gには、成人が1日で摂取するべき目安量の必須脂肪酸も含まれています。
摂りすぎは肥満の原因になるので、食べる量には注意しましょう。
太りづらいそうめんの3つの食べ方
先程そうめんと一緒に食べたい食材の紹介をしましたが、太らないための工夫としておすすめのそうめんの食べ方を3つご紹介します。
- 夜に食べない
- 1日の栄養バランスに注意
- 低糖質・糖質オフのそうめんを使う
夜に食べない
そうめんを夜に食べるのを控えるようにしましょう。
昼と比べて、夜は栄養素を溜め込む働きが強くなるため、夜に糖質を多く含んだ食事をすると、太りやすくなると言われています。
胃に食べ物があるまま睡眠を取ると、実は身体への負担が大きくなり、次の日に胃もたれを起こしやすかったりします。
また、睡眠の質にも影響があるため、胃に食べ物がある状態での睡眠は出来るだけ控えた方がいいでしょう。
太らないようにするために、夜のそうめんは避け、日中に食べることをおすすめします。
1日の栄養バランスに注意
そうめんを食べるときは、その時の食事だけではなく、1日の栄養バランスに注意するようにしましょう。
そうめんに限らずですが、ダイエットをしている方は栄養が偏りやすくなります。
極度な食事制限をしたり、1食の食事を抜いたりすることで、たんぱく質不足に陥ったりします。
たんぱく質不足は、筋肉量が減少したり、代謝も下がる原因になるので太りやすくなります。
主食・主菜・副菜の3つを意識して、野菜や肉、魚などもしっかり食べるようにしましょう。
痩せやすい身体を作るためにも、1日の栄養バランスを考えて食事をすることをおすすめします。
低糖質・糖質オフのそうめんを使う
ダイエット中にそうめんを食べるなら、低糖質・糖質オフのそうめんを使ってみてもいいでしょう。
通常のそうめんよりも、糖質が控えることができます。
低糖質や糖質オフのそうめんを選ぶことで、糖質の摂取を抑えつつ、ダイエットをサポートすることが可能です。ただし、バランスの取れた食事が大切です。
一緒に食べる食材で工夫してみましょう!
夏になるとさっぱり食べられる「そうめん」の活躍する機会が増えます。
暑くて食欲があまりない時でも食べやすいそうめんですが、食べ方によっては太ってしまう可能性が。
栄養が偏ってしまいがちなので、一緒に食べる食材、食べるタイミングを工夫をするなど、ダイエット中は栄養を意識して食事をすることが重要です。
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