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デスクワーク足むくみ即効解消!原因と対策、簡単ケア完全版

みなさん長時間のデスクワーク、本当にお疲れ様です!
夕方になると足がパンパンにむくんでつらい、靴がきつくなる、そんな悩みを抱えていませんか?
その足のむくみ、実は多くのデスクワーカーが共通して感じている問題なんです。

この記事でわかること

  • デスクワークの足がむくんでしまう、その原因がわかります!
  • すぐに実践できる足のむくみ解消マッサージやストレッチ方法を学ぶことができます!
  • 日常で取り入れやすい予防法、おすすめの解消グッズを知ることができます!

この記事は「パーソナルジムかたぎり塾」の現役トレーナーが作成しています!
ご興味がある方はこちらから。

なぜ?デスクワークで足がパンパンになる3つの主な原因

長時間同じ姿勢による血行不良

デスクワークでは、長時間座ったまま同じ姿勢でいることが多いですよね。実はこの「同じ姿勢」が足のむくみの大きな原因の一つです。足を動かさないでいると、足の筋肉、特にふくらはぎの筋肉があまり使われません。心臓から送り出された血液は、動脈を通って体の隅々まで運ばれますが、足まで行った血液は重力に逆らって心臓に戻る必要があります。この時、ふくらはぎの筋肉がポンプのように収縮して血液を押し上げる手助けをしています。

しかし、長時間座りっぱなしだと、このポンプ機能が十分に働かず、血液やリンパ液の流れが滞ってしまいます。その結果、余分な水分が足の細胞の間に溜まりやすくなり、これが足のむくみ、専門的には浮腫(ふしゅ)として現れるのです。特に夕方になると足がむくむ足がパンパンになると感じるのは、この血行不良が長時間続いた結果と言えるでしょう。

ふくらはぎのポンプ機能低下と運動不足

先ほども触れましたが、ふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」とも呼ばれるほど、足の血流にとって重要な役割を担っています。デスクワーク中心の生活で日常的な運動量が少ないと、このふくらはぎの筋力が低下しやすくなります。筋力が弱まると、血液を心臓に送り返すポンプ作用も弱まり、結果として足のむくみふくらはぎむくみが起こりやすくなるのです。

また、運動不足は全身の血行促進能力も低下させます。定期的な運動は、血行を良くし、筋肉の柔軟性を保つためにも非常に大切です。足のむくみ解消のためには、意識して足を動かすこと、そして適度な運動を取り入れることが鍵となります。

塩分過多の影響

そして、食生活における塩分の摂りすぎもむくみの大きな要因です。塩分を多く摂取すると、体内のナトリウム濃度を薄めようとして、体が水分を溜め込みやすくなります。外食や加工食品が多い方は、特に塩分摂取量に注意が必要です。これらの要因が複合的に絡み合い、つらい足のむくみを引き起こしているのです。

毎日続けたい!デスクワーク足むくみ6つの予防習慣と根本対策

つらい足のむくみは、日々のちょっとした心がけで予防・改善が期待できます。ここでは、デスクワーク中でも、そして日常生活の中でも簡単に取り入れられる7つの予防習慣と根本的な対策をご紹介します。足のむくみ解消を目指して、今日からできることから始めてみましょう。

30分に一度の軽い足踏みと姿勢リセット

長時間同じ姿勢でいることが足のむくみの大きな原因であることはお伝えしました。そこで、30分に一度は意識して姿勢を変えたり、軽い運動を取り入れたりすることが大切です。

座ったままでもできる簡単なこととして、軽い足踏みがあります。かかとを床につけたままつま先を上げ下げしたり、逆につま先をつけたままかかとを上げ下げしたりするだけでも、ふくらはぎの筋肉が刺激され、血行促進に繋がります。また、時々立ち上がって少し歩いたり、背伸びをしたりして姿勢をリセットすることも効果的です。これにより、血流が改善され、足のむくみだけでなく、肩こりや腰痛の予防にもなります。

正しい椅子選びとフットレスト活用法

毎日長時間座る椅子は、体に大きな影響を与えます。正しい椅子選びは、足のむくみ対策においても非常に重要です。

椅子の高さの目安

足裏全体がしっかりと床につき、膝が90度程度に曲がる高さが理想的です。かかとが浮いてしまったり、太ももの裏が圧迫されたりするような高さは避けましょう。

背もたれのサポート

腰や背中をしっかりと支えてくれる背もたれがある椅子を選び、深く腰掛けることで、正しい姿勢を保ちやすくなります。

また、フットレストの活用もおすすめです。フットレストを使用することで、足の位置が安定し、太ももの裏への圧迫を軽減できます。これにより、足先の血行が改善され、むくみやだるさの軽減に繋がります。特に小柄な方や、机の高さが合わない場合には有効なアイテムです。

塩分排出を促すカリウム豊富なおすすめ食材

食生活も足のむくみに大きく関わっています。特に塩分の摂りすぎは、体内に水分を溜め込みやすくするため注意が必要です。そこで積極的に摂りたいのが、塩分の排出を促すカリウムを多く含む食材です。カリウムは腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制して、尿中への排泄を促進する働きがあります。1)

カリウムを多く含む代表的な食材

  • 野菜類 ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、かぼちゃ、さつまいも、アボカド
  • 果物類 バナナ、キウイフルーツ、メロン、スイカ
  • いも類 じゃがいも、里芋
  • 豆類 大豆製品(納豆、豆腐)、小豆
  • 海藻類 わかめ、ひじき、昆布

これらの食材をバランス良く食事に取り入れることで、体内の余分な塩分と水分の排出を助け、むくみにくい体づくりを目指しましょう。ただし、腎臓に疾患のある方はカリウムの摂取制限が必要な場合があるため、医師に相談してください。

出典:
1)公益財団法人長寿科学振興財団.“カリウムの働きと1日の摂取量”. 健康長寿ネット. 2025年2月19日. https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/mineral-k.html.(2025/5/27)

週末に取り入れたいウォーキングと簡単エクササイズ

日頃の運動不足がふくらはぎのポンプ機能低下を招き、足のむくみに繋がることはすでにお伝えしました。平日はなかなか運動時間が取れないという方も、週末に意識して体を動かす習慣を取り入れてみましょう。

特におすすめなのがウォーキングです。特別な道具も必要なく、気軽に始められます。少し大股で、かかとから着地し、つま先で地面を蹴るように意識して歩くと、ふくらはぎの筋肉が効果的に使われ、血行促進に繋がります。1回30分程度から、無理のない範囲で続けてみましょう。

また、自宅でできる簡単なエクササイズも効果的です。

  • かかとの上げ下ろし運動 立った状態で、ゆっくりとかかとを上げ下げします。壁や椅子に手をついて行うと安定します。
  • 足首回し 座った状態や寝た状態で、足首を内外にゆっくりと回します。

これらの運動は、足のむくみ解消だけでなく、気分転換やストレス解消にも役立ちます。

就寝前の足上げリラックスと効果的な入浴法

1日の終わりに、その日の足のむくみをリセットするケアを取り入れましょう。

就寝前の足上げリラックス

仰向けに寝て、壁に両足を立てかけるようにして上げます。または、クッションや畳んだ布団などを足の下に置き、心臓より少し高い位置に足を10分から15分程度置くだけでも、足に溜まった血液やリンパ液が心臓に戻りやすくなり、むくみの軽減に繋がります。足のむくみ 一瞬でとるとまではいかなくても、かなり楽になるはずです。

効果的な入浴法

シャワーだけで済ませず、湯船に浸かることもむくみ対策には効果的です。38度から40度くらいのぬるめのお湯にゆっくりと浸かることで、全身の血行が促進されます。入浴中に足首を回したり、ふくらはぎを軽くマッサージしたりするのも良いでしょう。ただし、熱すぎるお湯や長時間の入浴は体に負担をかける可能性があるので注意してください。

座ったまま速攻!オフィスでできる足むくみ解消マッサージ&ストレッチ

「今すぐこの足のむくみをどうにかしたい!」そんな時にオフィスでも座ったまま即効でできる簡単なマッサージとストレッチをご紹介します。仕事の合間にこっそり試して、つらい足のむくみふくらはぎむくみを軽減させましょう。足のむくみ解消 即効を目指しましょう。

ふくらはぎと足首を刺激する簡単セルフマッサージ法

ふくらはぎ足首をマッサージすることで、滞った血液やリンパの流れを促し、むくみの解消を助けます。

ふくらはぎのマッサージ

  1. 椅子に座ったまま、片方の足をもう片方の膝の上に乗せます。
  2. 足首から膝に向かって、両手でふくらはぎを包み込むようにして、優しく揉み上げます。痛気持ちいいくらいの強さで行いましょう。
  3. 特にむくみが気になる部分や、硬くなっている部分は念入りにほぐします

足首のマッサージ

  1. 足首を片手で持ち、もう片方の手で足の指先を持ちます。
  2. ゆっくりと足首を内外に大きく回します。各10回程度行いましょう。
  3. アキレス腱の周りも指で優しく揉みほぐします。

これらのマッサージ 足 むくみケアは、血行を促進し、むくみとり 足の効果が期待できます。

デスク下で実践!足首の曲げ伸ばしと指先ストレッチ

デスクの下でこっそりできる足のむくみストレッチも効果的です。

足首の曲げ伸ばし

  1. 椅子に深く座り、背筋を伸ばします。
  2. 片足ずつ、または両足同時に、つま先をゆっくりと上に向け、すねの筋肉を伸ばします。5秒キープします。
  3. 次につま先をゆっくりと下に向け、足の甲を伸ばします。5秒キープします。
  4. これを数回繰り返します。

足の指先ストレッチ

  1. 靴を脱げる環境であれば、足の指を大きく開いたり閉じたり(グー・パー)を繰り返します。
  2. 足の指で床に置いたタオルを掴むような運動も効果的です。

これらの簡単なストレッチは、ふくらはぎのポンプ機能を刺激し、足のむくみをとる方法として手軽に実践できます。

効果で選ぶ!デスクワーク足むくみ対策おすすめグッズ5選

着圧ソックス

着圧ソックスは、足首からふくらはぎにかけて段階的に圧力をかけることで、血液やリンパ液の流れをサポートし、足のむくみを軽減するアイテムです。多くの製品がありますが、ここでは特に人気のブランドを比較してみましょう。

メディキュット

英国の医療用ストッキングをルーツに持つブランドです。寝ながらケアできるタイプや、日中用のもの、おそとでメディキュットシリーズなど、シーンに合わせた豊富なラインナップが特徴です。しっかりとした着圧感を好む方におすすめです。

スリムウォーク

「美脚リフト構造」で、足首から上へいくほど圧力が低くなる段階圧力設計を採用しています。こちらも就寝用、日中用、おそと用など多様な商品があります。比較的優しい履き心地のものから、しっかりサポートタイプまで選べます。

その他のブランド

他にも、グンゼやチュチュアンナなど、様々なメーカーから機能的な着圧ソックスが販売されています。素材や着圧の強さ、デザインなどを比較して、自分に合ったものを選びましょう。選ぶ際は、自分の足のサイズに合ったものを選ぶことが重要です。圧力が強すぎるとかえって血行を妨げる可能性もあるため、注意が必要です。

姿勢改善にも!おすすめフットレストと選び方

フットレストは、デスクワーク中に足を乗せるための台で、正しい姿勢を保ちやすくし、太ももの裏への圧迫を軽減することで足のむくみ予防に役立ちます。

フットレストの選び方のポイント

  • 高さ調節機能 机や椅子の高さ、自分の体格に合わせて調節できるものが便利です。
  • 角度調節機能 足首の角度を自然な状態に保てるよう、角度が変えられるものがおすすめです。
  • 素材と安定感 滑りにくい素材で、安定感のあるものを選びましょう。木製、プラスチック製、金属製などがあります。
  • 付加機能 マッサージ機能付きのものや、ヒーター付きのものなど、プラスアルファの機能がある製品もあります。

フットレストを使用することで、足のむくみだけでなく、腰痛の予防にも繋がることがあります。オフィス環境や自分の好みに合わせて選びましょう。

手軽に血行促進!マッサージローラーと青竹踏み

手軽にふくらはぎや足裏を刺激して血行を促進できるアイテムも人気です。

マッサージローラー

手で持ってコロコロと転がすだけで、ふくらはぎや太ももなどをマッサージできます。突起が付いているものは、より深く筋肉を刺激することができます。デスクの引き出しに入れておけば、休憩時間に手軽に使えます。

青竹踏み

昔ながらの健康グッズですが、足裏のツボを刺激し、血行を促進する効果が期待できます。イボイボが付いているタイプはより刺激が強いです。デスクの下に置いて、仕事中にこっそり踏むのも良いでしょう。足裏 老廃物 画像などで検索すると、足裏の反射区について詳しく知ることもできますが、まずは気持ちよく感じる範囲で試してみましょう。

これらのグッズは、マッサージ 足 むくみケアを手軽に行いたい方におすすめです。

むくみケアサプリメントの成分と選び方

体の内側からむくみにアプローチするサプリメントも選択肢の一つです。むくみに効果が期待できるとされる代表的な成分と、サプリメントの選び方についてご紹介します。

代表的なむくみケア成分

  • メリロート マメ科の植物で、ヨーロッパでは古くから利用されてきました。血液やリンパの流れをスムーズにする働きが期待されます。DHCの「メリロート」などが有名です。
  • カリウム 体内の余分なナトリウム(塩分)と水分を排出するのを助けます。
  • L-シトルリン 血流改善効果が期待されるアミノ酸の一種です。
  • ブッチャーズブルーム 西洋ナギイカダとも呼ばれ、血管を収縮させる作用や抗炎症作用が報告されています。

サプリメントの選び方

  • 成分と含有量を確認する 目的の成分が十分に含まれているか確認しましょう。
  • 信頼できるメーカーのものを選ぶ 品質管理がしっかりしているメーカーの製品を選びましょう。
  • アレルギー成分に注意する 原材料表示をよく確認し、アレルギーのある成分が含まれていないかチェックしましょう。
  • 過剰摂取は避ける 推奨される摂取量を守りましょう。

サプリメントはあくまで食事の補助として考え、頼りすぎないようにしましょう。また、体質に合わない場合や、持病がある方、薬を服用中の方は、医師や薬剤師に相談してから利用するようにしてください。

出典
・厚生労働省. ”健康食品の正しい利用法”.2013 年3月. https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/dl/kenkou_shokuhin00.pdf. (2025/5/27)

冬場の必需品!USB足温器とレッグウォーマー

特に冬場や冷房の効いたオフィスでは、足元の冷えがむくみを悪化させます。そんな時に役立つのが、足元を直接温めるグッズです。

USB足温器

パソコンのUSBポートから給電できるタイプの足温器は、オフィスでも手軽に使えて便利です。スリッパタイプやマットタイプなど様々な形状があります。温度調節機能が付いているものを選ぶと、快適な温度を保てます。

レッグウォーマー

足首からふくらはぎを温めるレッグウォーマーは、手軽な冷え対策として定番です。シルクやウール、カシミヤなどの天然素材は保温性が高く、肌触りも良いものが多いです。薄手のものなら、パンツの下に履いても目立ちにくいでしょう。足首には冷えに効くツボも集まっているので、温めることで血行促進効果が期待できます。

これらのグッズを活用して、つらい足元の冷えを防ぎ、むくみにくい環境を整えましょう。

まとめ

デスクワークによるつらい足のむくみは、多くの方が抱える悩みですが、その原因を理解し、適切な対策を行うことで、十分に改善が期待できます。

この記事では、足のむくみの主な原因である長時間の同じ姿勢による血行不良ふくらはぎのポンプ機能低下、そして冷えや食生活の影響について解説しました。

そして、今日からすぐに実践できる対策として、オフィスでできる簡単なマッサージやストレッチ即効性が期待できるツボ押し、さらには日常生活で取り入れたい予防習慣や、足のむくみ解消グッズの活用法をご紹介しました。特に「足のむくみ 解消 即効」を求める方には、セルフマッサージやツボ押しがおすすめです。

しかし、ひどいむくみ痛みを伴うむくみ片足だけのむくみなど、気になる症状がある場合は、自己判断せずに早めに医療機関を受診することが大切です。

毎日の小さな心がけとケアを積み重ねることで、デスクワーク後の足の不快感から解放され、より快適な毎日を送ることができるはずです。ぜひ、この記事でご紹介した情報を参考に、あなたに合った足のむくみ対策を見つけて実践してみてください!

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【執筆】
末竹真将
[資格]理学療法士 , 運動器認定理学療法士[経歴・専門分野]総合病院勤務にて、急性期から回復期、外来・訪問まで幅広い病期において、整形外科疾患から脳血管疾患、心疾患、内科疾患まで多岐にわたる患者様のリハビリテーションを担当、caname株式会社にて、シニア事業および法人向けサービスの立ち上げに従事、医療現場での豊富な臨床経験と、ヘルスケア事業の企画・運営経験を活かし、専門的かつ実践的な健康情報の発信を行っています

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