MCTオイルがダイエットや健康にどんな効果があるのか知りたい!
どんな風に摂れば、ダイエットに効果的なのかが気になる方が多いでしょう。
この記事でわかること
- MCTオイルとは何かがわかります
- MCTオイルのダイエット効果がわかります
- MCTオイルを摂る上での注意点がわかります
MCTオイルとは?
MCTオイルとは、中鎖脂肪酸のみで作られているオイルのこと。
中鎖脂肪酸は、植物油のオリーブオイルや動物性のバターなどと比べると、独特な代謝経路を持っていて、消化・吸収が早いと言われています。
精製前の原料としては、ココナッツオイルが使われています。
ココナッツオイルはMCTが多く摂れると人気ですが、中鎖脂肪酸を効率よく摂取できるため、ダイエットをサポートする可能性があります。
MCTオイルのダイエット効果とは?
MCTオイルのダイエット効果を4つお伝えします。
脂肪として蓄積されにくい
MCTオイルは、代謝経路が独特で、消化・吸収が早いとお伝えしました。
MCTオイルはダイレクトに小腸から門脈を経由して肝臓に入り、分解されます。
通常は、静脈から血管に入り、全身をめぐり、体内に蓄積され使われますが、MCTオイルは、肝臓ですぐにエネルギー源として利用されます。
この過程によって、脂肪の蓄積が抑えられ、脂肪燃焼が促進されることが期待されます。
食欲を抑制してくれる
MCTオイルには、食欲を抑制する効果が期待されると言われています。
MCTオイルは、消化管を通過する速度が速く、肝臓に運ばれるとすぐにケトン体として代謝され、そのケトン体がエネルギー源として効率的に生成されることで、体内の脂肪を効率的に燃焼し、ダイエットに役立つと言われています。
また、ケトン体には、脳の満腹中枢を刺激して食欲を抑える働きがあるため、空腹感を感じにくく、食欲を抑制してくれます。
ダイエットをしようと思うと、脂質をカットしようとするが、MCTオイルを摂取することで、脂質をカットする必要もなく、食欲抑制効果もあるため、ダイエットに役立つ可能性があるでしょう。
脂肪の代謝を促進させる
ケトン体は脂肪が燃焼されてエネルギー生成がされますが、通常人間は糖質由来のエネルギー源であるブドウ糖をエネルギー源としています。
しかし、MCTオイルを摂ると、ケトン体回路が働き出し、体内の脂肪を分解してエネルギーを生み出してくれます。
ただ、MCTオイルを摂ったからといってケトン体回路になるという訳ではないので、糖質を大量に摂取していたら、もちろん糖質がエネルギー源になるため注意しましょう。
ケトン体回路に切り替えるには、糖質の摂取量を多少減らすか摂るタイミングを見直す必要があります。
筋肉の分解を防ぐ
MCTオイルは、筋肉の分解を抑える効果が期待されています。
脂肪をエネルギー源として利用するため、筋肉が分解されるのを防ぎ、ダイエット中でも筋肉量を維持しやすくなります。
ただし、個人差や摂取量によって効果は異なるため、適切な摂取量や食事との組み合わせに注意しましょう。
MCTオイルでダイエット効果のあるおすすめの摂り方とは?
MCTオイルを効果的にダイエットに活用する方法をお伝えします。
コーヒーや紅茶などに加える
MCTオイルをコーヒーや紅茶などの飲み物に加えて摂取する方法がおすすめです。
MCTオイルは朝に摂取することがいいと言われているため、コーヒーや紅茶などに入れることで、朝にも摂取しやすくなるでしょう。
また、カフェインとの相乗効果で代謝が促進され、脂肪燃焼をサポートすることが期待できます。
スムージーやプロテインに混ぜる
スムージーやプロテインに入れる方法もおすすめです。
MCTオイルは無味無臭のため、飲み物に入れるだけで、栄養価を向上してくれます。
ドレッシングとしてサラダにかける
ドレッシングとしての活用もおすすめです。
MCTオイルは加熱はNGであるため、サラダやソースなどに一緒に混ぜて使うといいでしょう。
空腹時にひと匙飲む
空腹時にMCTオイルをひと匙(5g)だけ摂取する方法もあります。
即座にエネルギーを補給し、空腹感を和らげる可能性が期待できるでしょう。
過剰摂取には注意しましょう。
3食で必ず摂取するようにする
MCTオイルは満腹感を高めてくれるため、毎食摂取することで食事量が減り、摂取カロリーを抑えてくれるでしょう。
MCTオイルを定期的に摂取することで、脂肪燃焼効果が持続しやすくなる可能性があります。
ただ、MCTオイルにはダイエットをサポートする効果が期待されますが、カロリーは低くないため、摂取量には注意が必要です。
普段使っているオイルの代替としておすすめですが、MCTオイルを摂取してトータルの摂取カロリーを増やさないように注意しましょう。
MCTオイルを摂る上での4つの注意点とは?
いくらダイエット効果があるとはいえ、注意点もあるので頭に入れておきましょう。
摂りすぎない
カロリーが低い訳ではないので、ダイエットの際には摂りすぎに注意しましょう。
過剰に摂取すると消化器系にも負担をかける可能性があるため、「5g×3回=15g」程度を目安に抑えるようにしましょう。
下痢や腹痛を引き起こす可能性もある
MCTオイルを摂取すると、一部の人には下痢や腹痛を引き起こす可能性があると言われています。
普段から脂質を摂り過ぎるとお腹を壊しやすいという方は、少量ずつ摂るようにしましょう。
単体で摂るよりも、食べ物と一緒にとるようにするといいかもしれません。
加熱しない
MCTオイルは発煙温度が低いため、加熱せずに使いましょう。
揚げ物や調理油としての使用はおすすめできません。
温かい食べ物や飲み物と一緒に摂ることは大丈夫なので、食べ物や飲み物と一緒に摂るようにしましょう。
肝臓の負担になる人もいる
MCTオイルは肝臓にダイレクトに運ばれて、肝臓で分解されるため、肝疾患のある方にとっては負担になる可能性があります。
肝疾患のある人や妊娠中、授乳中は自己判断で使用せず、医師や栄養士に相談をしてから使うようにしましょう。
MCTオイルを摂っているのに痩せない時には?
MCTオイルを取り入れているのに、効果を実感できない方はいませんか?
効果を実感できない方は、以下の点を確認してみてください。
食事を見直す
ダイエットにおいて体重を減らすには、摂取カロリーが消費カロリーを下回らないといけません。
決してMCTオイルを摂ったからと言って痩せる訳ではないので、まずは日々の食事を見直しましょう。
糖質制限と共にMCTオイルを取り入れるという方がいますが、極端に糖質の量を減らすとエネルギー不足になっている可能性も考えられます。
あくまで摂り過ぎにならないようにする程度で極端にカットするのは控えましょう。
MCTオイルを取り入れる際は、バランスの良い食事と摂取カロリーの見直しを意識しましょう。
運動不足
MCTオイルを取り入れたら、ぜひ少しでも運動を日々に取り入れましょう。
脂肪を燃焼しやすい状態になっているため、より効果的に痩せる効果が期待できます。
運動することで消費カロリーを増やせるため、体重の減少も期待できるでしょう。
摂るタイミングを見直す
MCTオイルはできれば、摂取してから活動時間が長い朝に摂取することがおすすめです。
朝に取り入れることで、1日のエネルギー消費を助けてくれるでしょう。
もし夜しか摂れないなどで夜に摂る時には、日中の糖質や脂質の摂りすぎに注意して、就寝3時間前までに摂取するようにしましょう。
摂取したMCTオイルが適切に消費されず、脂肪として蓄積される可能性もあります。
寝る直前に摂取しないように注意しましょう。
個人差はありますが、早い方は1週間〜1ヶ月で体重の変化を感じることがあります。
3ヶ月程度で実感する人が1番多いと言われているので、まずは摂取量に気をつけ、バランスよく食事を摂り、運動を行うようにしてみましょう。
過剰摂取に気をつけ、バランスよく運動も取り入れましょう。
MCTオイルを摂ったからと言ってすぐに痩せるという訳ではありません。
ダイエットでは消費カロリーを増やし、摂取カロリーを抑えることが重要です。
まずは。食事を見直し、運動を行い、日々の食事にMCTオイルを取り入れてみましょう。
ダイエットに関するお悩みがある方には、パーソナルジムを検討してみるのも一つの方法です。
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