心拍数を活用して脂肪燃焼を効率的に!ダイエットには有酸素運動がいい?
- 塾生
- 健康的に痩せたい!という気持ちがあります。脂肪を効率よく燃やす運動を教えて欲しいです。
- 塾生
- ダイエット目的で運動をするときは、心拍数が上がるくらいまで追い込まないとやっぱり痩せませんか?
この記事でわかること
- 心拍数と脂肪燃焼の関係を解説します
- 脂肪燃焼に適した心拍数をお伝えします
- 心拍数を意識したトレーニングメニューを紹介します
心拍数と脂肪燃焼の関係とは?
心拍数が脂肪燃焼・ダイエットに与える影響
脂肪を燃焼させるには、有酸素運動中に最大心拍数の約40〜60%の低強度運動で、「ちょっとキツい」と感じる程度が望ましいと言われています。この範囲を「ファットバーンゾーン」といいます。
ファットバーンゾーンで運動を行うと、身体は主に脂肪をエネルギー源として利用するため、脂肪燃焼を目的とするなら、高強度の運動ではなく、有酸素運動がおすすめです。
- 低心拍数(リラックス状態)
主に脂肪が燃焼しますが、燃焼量が少ない。 - 中程度の心拍数(ファットバーンゾーン)
脂肪燃焼率が最も高い。 - 高心拍数(高強度運動)
主に糖質がエネルギー源として使われ、脂肪燃焼率は下がる。
心拍数をコントロールすることで、効率よく脂肪を燃焼することが可能になるでしょう。
最大心拍数とファットバーンゾーンの計算方法
最大心拍数の計算方法
最大心拍数(MHR)は、年齢に基づいて簡単に計算でき、以下の計算式が一般的です。
【最大心拍数=220ー年齢】
30歳の場合、220ー30=190拍/分であるため、最大心拍数は190となります。
ファットバーンゾーンの計算方法
ファットバーンゾーンを求めるには、最大心拍数の40〜60%を計算します。
例:30歳(最大心拍数190拍/分の場合)
- 下限:190✖️0.40=76拍/分
- 上限:190✖️0.60=114拍/分
この場合、76〜114拍/分 が脂肪燃焼に最適な心拍数となります。
最適な心拍数を理解し、ファットバーンゾーンを活用することで、運動の質を高める効率的なダイエットが可能になるかもしれません。
脂肪燃焼に適した心拍数を知ろう!
脂肪燃焼に適した心拍数は何%!?
最大心拍数の約40〜60%が先ほど最適な心拍数とお伝えしました。
30歳の場合、最大心拍数は190拍/分(220-30)。ファットバーンゾーンは、190拍/分の約40〜60%なので、76〜114拍/分となります。
高強度の運動では糖質が主に使われるため、脂肪の燃焼は低下すると言われており、低〜中強度の運動では、脂肪が主なエネルギー源となるため、効率的に消費されると言われています。
- かたぎり塾
トレーナー - 強度が高すぎると身体は「すぐに利用できるエネルギー源」として糖質の利用を優先します。
酸素が十分に供給されない状況(無酸素運動)では、脂肪燃焼が抑制されるため、強度が高すぎると脂肪が燃焼されにくいと言われています。
ファットバーンゾーンを維持するポイント
ファットバーンゾーンを維持するためには、正しい運動が重要になります。
- ウォーキング
会話が楽しめる程度のペースで、30〜60分続けると効果的。 - ジョギング
息が切れすぎない、途中で会話が可能なペースを維持。
スマートウォッチなどで測定が可能で、物によっては「心拍数ゾーンアラート機能」などで、ゾーン外に出た際に通知を受け取る設定ができるものがあります。
脂肪燃焼を最大化するには、正しい心拍数の範囲内で運動を継続することが鍵となります。ウォーキングや軽い運動で、心拍数を意識しながらペースを調整することで、効果的なダイエットができるでしょう。
心拍数を意識したトレーニングメニュー
初心者向け:軽い有酸素運動
初心者の方には、心拍数をファットバーンゾーン(最大心拍数の40〜60%)に維持しやすい運動がおすすめです。
- ウォーキング
平坦な道を1日30分以上歩く。少し息が上がる程度のスピードを意識する。
最大心拍数の約50〜60%を目安に行う。
脂肪燃焼を促進し、心肺機能を徐々に向上させる効果が期待できる。 - サイクリング
屋外でも屋内バイクでも20〜30分のんびりとペダルを漕ぐ。
最大心拍数の55〜65%を目安に行う。
筋力向上と同時に脂肪燃焼効果が期待できる。 - ステップエクササイズ
自宅の階段や低めのステップ台を使用し、数分間昇り降りを行う。
最大心拍数の50〜65%を目安に行う。
脚の筋肉を鍛えながら、有酸素運動効果が期待できる。
中級者向け:インターバルトレーニングで脂肪燃焼を加速
中級者は、ファットバーンゾーンに無酸素運動を組み合わせたインターバルトレーニングがおすすめ。心拍数を意識して強弱をつけることで効果的に脂肪を燃焼できます。
- ランニングとウォーキングの組み合わせ
1分間走る(心拍数70〜85%)→2分間ゆっくり歩く(心拍数50〜65%)
これを5セット行うと、持久力を高めつつ、脂肪と糖の両方を効率的に燃焼する効果が期待できる。 - 自転車トレーニング
2分間全力で漕ぐ→3分間ゆっくり漕ぐ
これを5〜8回繰り返すと脚力強化と心肺機能の向上効果が期待できる。
上級者向け:高強度インターバルトレーニング(HIIT)
短時間で最大の効果を得るためには、HIITが理想的です。心拍数を一時的に最大に近いレベルまで上げ、休息を挟みながら行います。
- 自重トレーニングを使ったHIIT
30秒間ジャンピングスクワット(心拍数80〜90%)→30秒間プランクで休憩(心拍数50〜60%)
これを8〜10セット行うと、筋力強化と脂肪燃焼の両方の向上の効果が期待できる。 - マシントレーニングでのHIIT
トレッドミルまたはエアロバイクで30秒間の全力運動(心拍数90%以上)
→60秒間の低速運動(心拍数60%)これを繰り返す。
筋持久力と心肺機能を同時に向上させる効果が期待できる。
初心者はゆったりした有酸素運動で心拍数をファットバーンゾーンに維持し、中級者はインターバルトレーニングで脂肪燃焼を促す、上級者はHIITトレーニングを活用して短時間で効率よく脂肪燃焼効果を期待します。
ご自身の運動レベルにあった方法を選び、心拍数を意識することが重要になるでしょう。
心拍数を管理する3つのメリット
心拍数を意識して運動することで、ダイエットやトレーニングの効率を最大限に高めるだけではなく、健康で持続可能な運動習慣を作ることができるでしょう。
効率的に脂肪を燃焼できる理由
心拍数を確認することで、自分が「ファットバーンゾーン」に適しているかどうかを確認することができます。このゾーンを維持することで、無駄なく脂肪をエネルギー源として活用できます。
- ファットバーンゾーンの範囲
最大心拍数の40〜60%(220ー年齢で計算する)、この範囲では、身体が脂肪を効率よくエネルギー源として使用します。 - 無駄な運動を防ぐ
強度が強すぎる運動では、エネルギー源として糖分が優先的に使われ、脂肪燃焼効率が下がるため、心拍数の管理が重要です。 - 時間対効果
適切な心拍数を維持することで、短時間の運動でも効率的に脂肪を燃焼できます。
怪我や疲労を防ぐ効果
心拍数をチェックすることで、運動の強度を適切に調整でき、過負荷を防ぐことができます。
- オーバートレーニングを防ぐ
心拍数が通常よりも高くなりすぎている場合、身体が過度に疲労している可能性があります。このサインを見逃さないようにすることで怪我や疲労を予防できます。 - 回復の指標
運動後、心拍数がどのくらい早く回復するかを見て、体調や疲労度を確認できます。回復が遅い場合は運動量を減らすことを検討しましょう。 - 正しいペースの維持
心拍数を見ながら運動することで、自分に合ったペースを見極め、長期的なトレーニングを可能にします。
モチベーションを鼓舞できる
デバイスを活用すると、運動の成果が数値として目に見える形で確認でき、モチベーションを維持するのに役立ちます。
- 視覚的な進捗確認
デバイスなどを使えば、目標のファットバーンゾーンにどのくらいの時間に入ったかが数値やグラフで表示されます。 - 目標達成の感覚
「ファットバーンゾーンを20分間維持する」といった具体的な目標を設定することで、運動の活発さが湧いてきます。 - 成果の実感
心拍数の安定や最大心拍数の向上が見られることで、自分の体力の向上を実感できます。これがトレーニングを続けるモチベーションにも繋がるでしょう。
心拍数を管理することで、脂肪燃焼を促しつつ、怪我を予防しながらモチベーションを維持することができます。データを活用して自分に合った運動を行うことで、無理なく効果的なダイエットと体力向上が可能になるでしょう。
パーソナルトレーニングで心拍数を活用しよう!
パーソナルトレーニングジムでは、ジムによって異なりますが、トレーナーが心拍数を活用して、より効果的で安全なトレーニングをサポートすることがあります。心拍数を基準にしたトレーニングは、脂肪燃焼や持久力向上の効率を最大化し、目標達成をサポートします。
トレーナーが心拍数を管理するメリット
トレーナーが心拍数を管理することで、個人に最適な運動強度を提供し、無駄のないトレーニングが可能になります。
年齢、体力レベル、目標(脂肪燃焼・筋力強化など)に基づいて、目的に応じたトレーニングを提案するとともに、最適な心拍数を計算します。
トレーニング中の心拍数を継続してモニタリングし、最適な心拍数を外れた場合は調整するため、脂肪燃焼や心肺機能向上の効率が上がります。
心拍数が上がりすぎた場合や疲労の症状が出た場合には早期対応が可能です。これにより、無理を防ぎ、安全なトレーニング環境が整うでしょう。
個別プログラムで効果を最大化
パーソナルトレーニングでは、トレーナーが専門的な知識と経験を活用し、個人にカスタマイズされたプログラムを提供します。
心拍数を活用したトレーニングで、短時間で最大限の効果を得るプログラムを作成します。例として、有酸素運動と筋トレを組み合わせたインターバルトレーニングや、高強度インターバルトレーニング(HIIT)が推奨されます。
週にどれくらい運動するべきか、どのくらいの心拍数の範囲でどのくらい運動するべきか、具体的なアドバイスが可能です。個人のライフスタイルに合わせて無理なくしっかりと計画します。
パーソナルトレーニングでは、心拍数を管理・活用することで、個人の体力や目標に合わせたプログラムを提供します。運動の効率を高めるだけではなく、トレーニングの安全性も確保し、目標達成をサポートすることが可能になるでしょう。
心拍数を意識して脂肪燃焼を効率的に!
心拍数を意識して運動を行うことで、脂肪燃焼の効率を最大化することが可能です。ただし、正しい方法を知らないまま始めると、効果が得られない場合や身体に負担をかける可能性もあります。
パーソナルトレーニングのサポートを受けることで、より効果的かつ安全に運動を継続することができるでしょう。
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