胸や腕など上半身を鍛えるトレーニングとして誰もが知っている「腕立て伏せ(プッシュアップ)」。
なんとなく簡単にできそう…って思いながらやってみると、想像以上に難しかった、できなかった、という方も少なくはないのではないでしょうか。
この記事でわかること
- 腕立て伏せができるようになるための方法をお伝えします
- 自分に合ったトレーニング方法や腕立て伏せを行う際のポイントを紹介します
腕立て伏せで鍛えられる筋肉は?
腕立て伏せは、胸や腕を鍛えられるトレーニングだと思われている方がほとんどだと思いますが、他の筋肉も鍛えることができます。
以下で詳しく解説します。
大胸筋
腕立て伏せで最も刺激が入る筋肉は「大胸筋」。
継続的にトレーニングを行うことで、胸部に変化が見られることがあります。
上腕三頭筋
大胸筋と同時に鍛えられるのが「上腕三頭筋」。いわゆる振袖、二の腕の部分。
三角筋前部
腕立て伏せは「三角筋前部」も鍛えることができます。
三角筋は、肩の筋肉で前部・中部・後部い分けることができますが、腕立て伏せでは、特に前部を鍛えることが可能。
腕立て伏せを行うと、腕や肩、体幹部に刺激が入り、全体的な筋力アップが期待できます。
体幹部
腕立て伏せでは「体幹部」も鍛えることができます。
体幹を鍛えるトレーニングといえば、プランクを思い浮かべる方も多いでしょう。
腕立て伏せもプランクと同じように、体幹を固定しなければならないため、体幹の筋力アップも期待できます。
腕立て伏せができない4つの理由
腕立て伏せの際には、体重の一部を支えるため、腕や肩に負荷がかかります。
トレーニング強度としては非常に高く、特に初心者にとって難易度の高いトレーニングです。
では、どうしたら腕立て伏せができるようになるのか、まずはなぜできないのかを理解しましょう!
筋力不足
腕立て伏せは、腕とつま先だけで全身を支えなければなりません。
先ほどお伝えした筋肉の筋力が不足していると、腕立ては難しくなります。
さらに、腕立て伏せで、最も大きな力を発揮する筋肉は、大胸筋。
身体を一番下におろし、上げる時に最も力を発揮します。
一番下におろした状態では、大胸筋の筋力が最も出しにくい角度になるため、大胸筋の筋力が不足していると、腕立てで身体を起こすのが難しくなるということです。
また、身体を持ち上げるには、上腕三頭筋の力も必要になります。
腕立て伏せをした時に、胸よりも腕が疲れてしまう方は、上腕三頭筋の筋力が不足しているということになります。
体幹が弱い
腕立て伏せは、腕とつま先で身体を支えるため、バランス力が必要になります。
バランスを保つ体幹が弱ければ、フォームを保つことは難しく、腕立て伏せは正しく行えません。
胸や腕の筋力があるにも関わらず、腕立て伏せができないのは、体幹の弱さが原因です。
身体の重さも関係する
腕立て伏せができない理由は、筋力不足に加えて、身体の重さも少なからず関係してくるでしょう。
体重が増えている場合、その分筋力が必要になります。徐々に体力をつけ、無理なく腕立て伏せができるようにしましょう。
体脂肪を減らすためには、全身のトレーニングとバランスの取れた食事が大切です。
フォームが悪い
フォームの乱れが理由かもしれません。
大胸筋がうまく使えていないために、腕立て伏せができていない可能性があります。
手幅、肘の開き方など些細なことで効き方が変わるため、正しいフォームで行うようにしましょう。
腕立て伏せの正しいフォームとは?
腕立て伏せの正しいフォームを解説します。自分はできていると思っていても、案外できていない場合もあります。
もう一度確認してみましょう。
- 四つん這いになり、手を肩幅よりも少し広めにしてつきます。
- 足を伸ばし、つま先を立て、頭から足首までまっすぐになるように保ちます。
- まっすぐな姿勢をキープしながら、身体を床ギリギリまでゆっくりとおろしていきましょう。
脇をしめることで腕の筋肉に刺激が入りやすく、肘をやや広げると胸の筋肉に負荷をかけやすくなります。(個人の体型や体力によって適したフォームが異なるため、調整が必要。) - 床を押して、肘を伸ばし、身体を持ち上げます。
- 3と4を繰り返します!
この時は、常に体幹を意識して、安定させるようにしましょう。
お尻をキュッと締め、お腹に力をしっかり入れることを意識します!
間違ったフォームの3つの例
腕立て伏せができない人に多い間違ったフォームの例を3つ紹介します。
間違ったフォームはケガに繋がる可能性があるため、正しいフォームで行うようにしましょう。
お尻が上がっている・腰が反っている
身体を一直線に保てず、お尻が上がっていたり、腰が反ってしまっている人が多いです。
このフォームは、腰に負担がかかりやすくなることがあります。フォームを見直すことで、より安全にトレーニングを行えるようになります。
指先が内側を向いている
指先が内側に向いている方も多いです。内側に向けると、手首に負担がかかりやすくなることがあります。
指先はやや外側に向けて、脇を閉じるようにしましょう。脇を閉じるのが難しい場合は、自然な方向に任せてOKです。
小指側に重心が行っている
肘の開きを意識すると、小指側に重心が行ってしまい。
親指が浮いてしまう方がいます。床を、手のひら全体で押すようにしましょう。
しっかり押した方が、大胸筋への刺激が入りやすいです。
まずは筋力を鍛えよう!
無理をせず、膝をついた状態で腕立て伏せを始めてみましょう。筋力がつくことで、徐々に標準の腕立て伏せができるようになることが期待されます。
また、全体的な筋力不足の場合も、無理して腕立て伏せを行うのではなく、まずは個別で大胸筋を鍛えてみたり、上腕三頭筋を鍛えてみましょう。
自分の体力に合わせたトレーニングから始めることで、着実にレベルアップできます。
自分だけでは、鍛え方がわからないという方は、パーソナルトレーニングがおすすめ!
パーソナルトレーニングでは、専門のトレーナーがあなたに合ったメニューを提供し、効率的に目標を達成できるようサポートしてくれます。
この機会にかたぎり塾の無料体験はいかがでしょうか?
カラダのことならかたぎり塾!
無料体験可能な店舗はこちらから誰もが知っている腕立て伏せ、実はとても難易度が高いトレーニングです。
いきなり難易度の高いトレーニングに挑戦するのではなく、できることから頑張ってみましょう!
パーソナルジムかたぎり塾では、「綺麗なダイエット」を提供しています。
- 理想のシルエットを手に入れること
- 持続可能な健康を手に入れること
- 決してリバウンドをさせないこと
しっかりお客様一人一人に合わせてトレーニングメニューを作成し、二人三脚でダイエット成功までサポートしていきます。