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パーソナルトレーナーにおすすめの資格とは?独学で資格取得できる?

「パーソナルトレーナーはどんな資格を取得するのがいいの?」

「色々な資格があるけど、どの資格にどんな特徴があるのかがイマイチわからない…」という方へ!

この記事でわかること

  • パーソナルトレーナーに資格は必要なのかがわかります
  • どんな資格を取るべきなのかがわかります
  • 資格を取得するメリットがわかります

この記事は「パーソナルジムかたぎり塾」の現役トレーナーが作成しています!
ご興味がある方はこちらから。

パーソナルトレーナーとは?

パーソナルトレーナーとは、マンツーマンでクライアントに合わせたプログラムを提供し、ダイエットやボディメイクなどのサポートをする専門家。

クライアントの目標に応じて、運動指導、栄養のアドバイス、モチベーションの維持など、幅広いサポートを行うため、知識がとても必要な職業です。

パーソナルトレーナーに資格は必要?

パーソナルトレーナーになるためには、必須の資格はないため、無資格でもトレーナーとして働くことは可能です。必ずしも必要というわけではありませんが、トレーナーの民間資格はいくつも存在します。

今現在は資格を持っていないけど、パーソナルトレーナーとして働きたいという方は、資格を取得した方が採用の可能性は間違いなく高くなります。

資格を持つメリットをお伝えします!

パーソナルトレーナーが資格を取得する4つのメリット

パーソナルトレーナーが資格を取得するメリットを4つお伝えします。

信頼性と信用性の向上

資格を持つことで、クライアントからの信頼性と信用性が高まります。

クライアントからは「◯◯の資格を持っているトレーナー」というだけで、安心感が得られるでしょう。

正しい専門知識とスキルの習得

資格取得の過程で、機能解剖学や運動生理学、栄養学などの基礎知識を学ぶことができます。

クライアントは年齢や骨格、トレーニングの目的、理想の体型が異なるため、クライアントに合わせたプログラムを作成するには、正しい専門知識が必要になります。

正しい知識を学ぶことで、クライアントに対して効果的かつ安全なトレーニング指導が可能となるでしょう。

キャリアの幅を広げる

多くのフィットネスクラブやジムでは、採用条件として資格保有を求めています。

資格を持つことで、就職や転職の際に有利になり、キャリアの幅を広げることができるでしょう。

資格取得の過程で必要な知識がつけられ、資格は即戦力として働けるという証明になり、他のトレーナーとの差別化もできるようになるため、資格取得が確実な強みになります。

専門分野での認知度の向上

資格を取得することで、自分が特定の分野(例えばリハビリトレーニングや栄養指導)において専門知識を持っていることを証明できます。

これにより、特定のニーズを持つクライアントを引き寄せることもできるでしょう。

パーソナルトレーナーにおすすめの7つの資格

NSCA-CPT

NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)は、健康と体力のあらゆるニーズに関して、評価・動機づけ・教育・トレーニングやコンディショニング全般の指導を行う、優れた専門的能力を持つ人材を認定する資格です。

年齢・性別・経験を問わず、幅広い層に対してトレーニング指導を行うため、トレーニング知識や医学的、運動生理学的な専門知識とトレーニングの指導技術が必要になります。

資格認定条件

  1. NSCAジャパン会員である
  2. 満18歳以上
  3. 高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)合格者
  4. 有効なCPR/AEDの認定者(*)資格認定に有効なCPR/AEDの認定には条件があります。
  5. NSCA-CPT認定試験に合格

受験料は46,090円(税込)

NSCA-CPTは、国際的に最も信頼性の高いパーソナルトレーナーの認定資格として、NCCA(全米資格認定委員会)の承認を受けています。

引用:NSCA資格認定試験

CSCS

CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)は、障害予防とスポーツパフォーマンス向上を目的とした、安全で効果的なトレーニングプログラムを計画・実行する知識と技能を有する人材を認定する資格です。

主な指導対象はアスリートやスポーツチームで、筋トレだけではなく、施設を運営・管理することにも関わってきます。

また、栄養、ドーピング、生活習慣に関する指導、教育者的側面も併せ持っています。

資格認定条件

  1. NSCAジャパン会員である
  2. 学位(学士・修士・博士)取得者、または高度専門士の称号の保持者
  3. 有効なCPR/AEDの認定者(*)資格認定に有効なCPR/AEDの認定には条件があります。
  4. CSCS認定試験 基礎科学セクションに合格
  5. CSCS認定試験 実践/応用セクションに合格

受験料は50,270円(税込)
1セクション(*) 34,100円(税込)

(*)CSCS受験において、「基礎科学セクション」もしくは「実践/応用セクション」のいずれか1セクションのみ合格された方が、合格日から1年以内にもう一方のセクションを受験する際に適用される受験料です。

CSCSは、ストレングス&コンディショニングの認定資格として唯一、NCCA(全米資格認定委員会)の承認を受けています。

引用:NSCA資格認定試験

NESTA-PFT

NESTA-PFTの考える”パーソナルトレーナ”の資源とは、

  • 人の体に関する幅広い知識
  • トレーニング全般に関する偏りのない知識
  • 様々なクライアントとのコミュニケーション対応力
  • 自分を売り込み顧客を得るためのビジネススキル

と言われています。

専門的なフィットネス・ウエルネスに関する知識や実践できるスキルだけにとどまらず、ビジネスとして広報活動、管理業務、接客マナー、さらにはマーケティングも理解していることがプロフェッショナルであると考えています。

NESTA-PFTは、このようなマインドとスキルを得ることができる資格です。

PFT認定の受験資格

【必須条件】

  • NESTA JAPAN(あるいは医学映像教育センター)からPFTテキストを購入済みである
  • CPR・AEDの技能を習得・保持している(定期的にトレーニングを積んでいる)
  • 日本国籍または、日本での就労可能な在留資格を有する者
  • 満18歳以上で、高等学校卒業以上の者、高等学校卒業程度認定資格試験合格者、またはNESTAが認定する教育カリキュラム修了者

【該当要件】

次の①〜④のうち、1つ以上の項目に該当する

  1. 1年以上のパーソナルトレーナー・インストラクターなどの実務経験がある
  2. 1年以上の運動部指導、フィットネス企業勤務経験がある
  3. 体育系または、医療系の大学・専門学校を卒業している
  4. NESTAの認定する養成講座、養成コース(認定校・認定アカデミー含む)を受講済みである
    ※①~③をクリアされていない方は、④NESTAの認定する養成講座・コースの受講が必要となります。

認定試験料
教材費 14,960円(税込)
事前講習受講料 16,500円(税込)
認定試験受験料 8,250円(税込)
受験登録 合格後試験登録料 40,040円(税込)
合計 79,750円(税込)

NESTA-PFTの資格には、4年間の有効期間があり、期間内にNESTAの継続教育プログラムを受講し、単位を取得、そして資格を更新する必要があります。

引用:全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会 NESTA

NASM-CPT

NASM-CPTNSSA((国家認証機関委員会)米国内で認められた第三者機関により、 最高水準と認定された資格です。

世界最大のトレーナー団体で、100カ国以上でNASMトレーナーが活躍しています。

NASMのプログラムは、科学的根拠に基づいた研究により開発され、①安定性②筋力③パワーの3つのレベルで構成されクライアントに合わせたトレーニングを提供することで、年齢や運動能力に関係なく適切かつ安全に目標を達成できるようになります。

NASM-CPTの受験資格

  • 18歳以上
  • 高校卒業以上
  • セルフスタディの購入から1年間教材の閲覧が可能。

認定試験受講費と教材費込みで63,800円(税込)
NASM会員なら10%OFFで57,420円(税込)
かたぎり塾はパートナー企業であるため、会員価格での受講が可能です。

NASM-CPTは2年毎の更新手続が必要になります。更新には、更新手数料13,200円(税込)と継続教育単位2.0CEUが必要です。

引用:NASM(全米スポーツ医学アカデミー)

NASM-CES

NASM-CES(コレクティブ・エクササイズ・スペシャリスト)では、クライアントの身体を評価する様々な方法を学び、その知識を使って、効果的かつ効率的なプログラムを設計する能力をつけることができます。

コレクティブ・エクササイズとは?

解剖学・運動学・バイオメカニクスの理解を活用して、身体の不均衡や代償動作に対処、修正し、トレーニング中や日常生活における運動の全体的な質を向上させる手法。

姿勢、バランス、および全身の協調の問題に繋がる不均衡や誤った動きのパターンの根本、原因を評価・特定するために使用されます。

誤った動きや姿勢を修正し、怪我のリスクを軽減させることができます。

NASM-CESの推奨条件

※必須ではありませんが、次のいずれか1つを持っていることが推奨されます。

  • NASM-CPT
  • 4年生大学学位
  • 米国NCCA、NBFE、DETCにより認定された団体の資格保有者
    (AFAA、ACE、ACSM、NESTA、NSCAなど)
  • セルフスタディの購入から1年間教材の閲覧が可能。

認定試験受講費と教材費込みで63,800円(税込)
NASM会員なら10%OFFで57,420円(税込)
かたぎり塾はパートナー企業であるため、会員価格での受講が可能です。
※こちらはNASM-CPT更新ポイント19(1.9CEU)が取得いただけます。

引用:NASM(全米スポーツ医学アカデミー)

JATI

JATI認定トレーニング指導者(JATI-ATI)とは、一般人からアスリートまで幅広い目的や対象に応じて、科学的根拠に基づくトレーニング指導を行う専門家の資格です。

JATIの取得方法

JATI認定「トレーニング指導者」認定試験を受験するには、原則として”トレーニング指導者養成講習会”を受講し、指定された期日までに自己学習課題(ワークノート)を提出し、受理されることが必要。

しかし、下記の資格を取得していると養成講習会自己学習課題が免除されます。

・健康運動指導士
・NSCA-CPT
・NSCA-CSCS
・日本スポーツ協会公認スポーツプログラマー
(種類不問・フィットネストレーナー含む)

資格を取得するための費用と手間が省けるため、NSCAを持っている方は、2つ目の資格としてJATIを取得する方もいるようです。

引用:日本トレーニング指導者協会(JATI)

健康運動指導士

健康運動指導士は、保健医療関係者と連携しつつ、個人の心身の状態に応じた、安全で効果的な運動を実施するための運動プログラムの作成および実践指導計画の調整等の役割を担う資格です。

健康運動指導士の取得方法

健康運動指導士を取得するには、健康運動指導士養成講習会を受講するか、健康運動指導士養成校の養成講座を修了して、健康運動指導士認定試験に合格した上で、健康運動指導士台帳に登録されなければなりません。

合格後に登録の申請を行いますが、新規登録料は25,300円(税込)。
登録は5年間有効で、所定の講習会を受講することで更新が可能。
更新料は22,000円(税込)になります。

健康運動指導士を取得した方の活躍の場は、フィットネスクラブ等が最も多く、病院・老人福祉施設・介護保険施設や介護予防事業等で活躍している方も近年では増加しています。

引用:健康・体力づくり事業財団

独学でも資格は取得できる?

パーソナルトレーナーとしての資格は独学で取得することも可能です。自分のペースで学習を進めることができ、費用も抑えられるため、独学で資格を取得する方もいます。

しかし、トレーナー養成スクールに通うことには多くのメリットがあり、結果的により良い学習環境と将来的なキャリアを築くための土台を提供してくれるでしょう。

独学で取得するメリット

自分のペースで学べる

独学の最大の利点は、自分のスケジュールに合わせて学習を進められることでしょう。働きながら資格取得を目指す場合や、家庭の事情で決まった時間に学習することが難しい場合に適しています。

費用を抑えられる

独学は養成スクールや専門学校に比べて費用がかかりません。教材費や試験費用のみで済むため、経済的な負担を軽減できます。

トレーナー養成スクールに通うメリット

資格取得に必要な学習カリキュラム

養成スクールでは、資格取得に必要な知識やスキルを学ぶことができます。

独学では見落としがちな重要なポイントや最新のトレーニング理論を網羅的に学ぶことができ、試験に対して万全の準備ができるでしょう。

実践的なトレーニングも行える

実際のトレーニングや指導スキルは、独学では習得が難しい部分です。養成スクールでは、実習や実技授業などが組み込まれており、リアルな現場での経験を積むことができます。

養成スクールに通うことで、クライアントとのコミュニケーションや実際のトレーニング指導のスキルを身につけることができるでしょう。

専門家のサポートが受けられる

養成スクールでは、経験豊富なトレーナーや講師から直接指導を受けることができます。

専門家の経験や知識を活用することで、疑問や問題点を解決し、より深い理解を得ることができるでしょう。また、講師からのフィードバックを受けることで、自分の弱点や改善点を把握しやすくなるメリットがあります。

コミュニティの獲得

養成スクールでは、同じ目標をもつ仲間と一緒に学ぶことができます。このコミュニティは、将来的に役立つ人脈を築く機会になるでしょう。

また、スクール主催のセミナーやイベントに参加することで、業界の最新情報やトレンドも知ることができます。

就職や独立支援

多くの養成スクールでは、卒業後の就職や独立を支援するサービスが充実しています。

キャリア相談や求人情報の提供、インターンシップの紹介など、資格取得後のキャリアをスムーズにスタートさせるためのサポートを受けられるのは、養成スクールに通う大きなメリットでしょう。

独学でパーソナルトレーナーの資格を取得するのは可能ですが、養成スクールに通うことには多くのメリットが存在することがわかったと思います。

かたぎり塾
トレーナー
トレーナーとしてキャリアを真剣に考えているのであれば、養成スクールに通うことを強くおすすめします。

養成スクールは資格取得はもちろんのこと、その先のキャリアを確実にサポートしてくれるでしょう。

 

資格保持には、取得時の費用と更新費用が必要!

パーソナルトレーナーの資格取得には受験料や教材費などの初期費用がかかることはご存知でしょう。

その他にも資格によっては有効期限があり、定期的な更新が求められます。更新には、継続教育の受講や更新手続の費用が発生します。

資格取得をした後には、更新をする必要があり、更新費用がかかる資格があることも頭に入れておきましょう。

資格取得がトレーナーの大きな武器になります!

パーソナルトレーナーとして活躍するには、資格取得が大きな武器になります。

資格は就職や信頼性の向上に役立ちますが、独学での取得も可能です。ただし、専門的な知識や実践的なスキルを身につけるには、トレーナー養成スクールを活用することを推奨します。

スクール選びの際には、カリキュラム内容やサポート体制、費用などをしっかり見て判断し、自分に合った学びの場を選びましょう。

また、資格の維持には費用がかかる可能性があることも忘れずに計画的に資格を取得してください。

トレーナーキャンプでは、パーソナルジムかたぎり塾が運営するトレーナー養成スクールです。

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